仕事で人生は大きく変わる

2021.05.21 / エクセレント神戸

私は今、エクセレント神戸で事務兼生活相談員をしています。
入社4年目で社会福祉士の資格を取得し、生活相談員を兼務することになりました。

社会人人生の幕開け22歳の私に、もしこの事を伝えたらとてもびっくりすると思います。
なぜなら、大学は美術専攻、卒業後は大好きなファッションを仕事に選んでいるから。

福祉業界とは無縁……ですね。学生時代、ボランティアもしたことがありません。
そんな私が何故エクセレントケアシステムに入社し、資格取得、現在も福祉業界に希望を持って働いているのか、そのことを少し書かせて頂きます。

25歳でした。その時はアパレル販売員として働いていましたが、週3回は最終電車で帰るほどの激務で体重は落ち、度重なる貧血、立ち眩み、更には大腸憩室炎になり体も精神状態もボロボロでした。

自分の体の為に転職を考えた時、絶対条件として、定時で帰ることが出来る、オルゴールが鳴っている素敵な空間、いつでもお茶が飲めること、いつでもトイレに行けること等…細かく厳しめに設定させていただきました。
つまりは情熱をもって福祉業界で働きたいと思ったわけではありません。

でも偶然、求人を見つけることが出来ました。
高級感のある空間で、事務員として百貨店で培った接客技術、言葉使いを生かすことが出来ると面接でお伝えし入社することが出来ました。

事務員からの資格取得に至った経緯

介護の世界に触れることは初めてです。
当時(今もそうです)介護士、ケアマネージャー、看護師等、専門職の方々が1人の入居者様について、激論を交わしていました。

人としての尊厳、病気の事、細かな対応(タオルの位置やコップの洗浄、声掛けの仕方等)、本当に小さなことまでその人らしく暮らすにはどうすればいいか一生懸命に考え、ぶつかり合っていました。
当時私はそんな細かいことどうでもいいかなと考えていましたが、ある日ふと、自分の手足で自分らしく生活することは容易だけれど、じゃあ動けなくなった時、これを他人の手で再現してもらうことはとても難しい。
そんなことはできないと言われても仕方がないことだと思いました。

けれどもエクセレント神戸では、一生懸命それに向き合います。
一人の自分らしさ、尊厳を守るために大勢のスタッフが関わり、一人を支えています。タオルの位置や声掛けの工夫はとても大切なことと気づきました。

こんなに尊い仕事はありません。
そこから自分も専門職になって先輩方と話せるようになりたい、入居者様を支えたいと考えるようになりました。

資格取得、それを応援してくれる会社

介護士、看護師様々な資格がありますが、私は福祉とは何か、人を支えるとは何か、介護とは何かを知るために、社会福祉士を目指しました。
1年通信教育、24日間の実習、半年間の受験勉強をし、合格することが出来ました。
私自身死ぬほど頑張りましたが、この会社でなければ実現できなかったと思います。
資格取得に関する費用の貸付制度、実習、夏期講習出席での有給消化、資格取得することやステップアップすることを肯定してくれた上司、先輩、同僚がいたから、実現できたのです。

私事ですが、合格を機に結婚することも決めました。安定した仕事、続けたいと思える職場、仕事として自分の生きる道が出来たことが大きく影響しました。
又、エクセレントに入社してから体を壊していません。心身ともに健康で、仕事が本当に楽しいです。

まさしく人生が明るく希望が持てるものに変わりました。
福利厚生、休日、資格取得支援など、何よりも従業員を大切にしてくれていることが実感できる会社です。
優しさや信頼は他の誰かにお返ししていくもの、だから私は入居者様にここに入居して良かったと思って頂けるケア、サービスがしたい、それをエンジンにして日々業務に当たっています。

資格がないから、初めてだから、介護の仕事は好きだけど頑張りが評価されない、不安、ここで大丈夫かな…色々な理由をお持ちになってホームページを見てくださっていると思います。
私は図々しくも自分の絶対条件を引っ提げて、勇気を出して飛び込みました。
自分の努力とポジティブさは必須です。(どこでもそうですよね)
他と違うところは、やる気があれば絶対に誰かが見てくれている、助けてくれること。
誰かのために何かをする真心を大切にしてくれることです。
このコラムが、私の経験が、不安を打ち消す材料になれば幸いです。

私はこれからもどんどん入居者様、会社の役に立つ人になれるよう、日々努力と研鑽に努めます!

※室内で見て頂けるように桜を持ってきました。

介護付き有料老人ホーム エクセレント神戸
事務兼生活相談員 内海 杏里紗



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