「カンパーイ!」
今年の1月29日にエクセレント横濱北寺尾の食堂で、ご入居者様の方々の笑顔を見ることができました。
昼食に合わせて居酒屋イベントを実施し、焼き鳥とおでんを用意しました。
飲み物はノンアルコールビール、炭酸ジュース、オレンジジュースなど。
ひとしきり、おつまみと飲み物を楽しんだ後に色々なお話しが聞けました。
「仕事の帰りの一杯が美味いんだよね。」
「主人はお酒が好きだったから、それに付き合って飲んでいたわ。」
「私、お酒は飲まないけど、お酒の席の雰囲気は好きなのよ。」
「主人も私も一滴も飲まないのよ。でも、旅行が趣味で一緒にいろいろな所へ行ったわ。」
などなど、普段の会話では聞くことのないお話が多く驚きました。普段は、食事を召し上がるとすぐに居室へ戻られる男性の方もその日は最後まで楽しんでいらっしゃいました。その中で、私が気になったのは、
「こういう所(老人ホーム)に入ると、飲めないからね。家にいる時は毎日晩酌していたんだけどね。」という、何気ない会話でした。
当たり前のことですが、入居者の皆様には人生に歴史があり加齢や病気などで在宅での生活が困難となり、入居されています。今、車いすで生活されている方も以前は歩いていました。認知症の方も、しっかりと子育てや仕事をしていました。しかし、私はその当たり前のことを忘れていることがあると、イベントの時の会話で気付きました。
私もお酒が好きで休みの前の日は、帰ってから1杯やるのを楽しみに仕事を頑張ります。お酒だけではなく、家族や友人と出掛けたり趣味の釣りに行ったりする予定が入ると、それまで頑張れたりします。そして、その日を満喫してリフレッシュし、また日々を頑張ることができます。
趣味活動やイベント、レクリエーションをしっかりと企画し上手に告知し実際に楽しんでいただき、また参加したいと思っていただくことが、ご入居者様にとても大切であるということを再認識することができました。
これからも、ご入居者様に楽しんでいただけるイベントなどを職員で話し合い多く実施していきたいと思います。
追記:私はイベントでご入居者様と一緒に楽しむことでやる気が充填されます。私のためにも実施していきます(笑)。
介護付有料老人ホーム
エクセレント横濱北寺尾
ケアテックリード 清水 徹