看護師としてその人らしく生きることを支える

2026.02.17 / 愛ファミリー天瀬

私が愛ファミリー天瀬で働きだして7年が経ちました。7年前の私は急性期病棟、ICUで12年間勤務しました。病棟で勤務している時、手術をしてリハビリが進むと退院されるため、その後、なかなか患者様と会うことはありません。退院後、在宅や施設でどのように過ごしているのか気になるようになりました。

自身のライフスタイルが変わるタイミングで転職を考え、以前から気になっていた退院後の高齢者の生活や高齢者看護に携わりたい思い、愛ファミリー天瀬へ転職しました。

愛ファミリー天瀬で働いて感じることは、とにかく看護師と介護スタッフの仲がいいことです。その関係性があるからこそ、お互いの違う視点から入居者様のことについて意見交換ができ、よりよい看護・介護の提供に繋がっているのだと思います。また、妊娠中も介護スタッフが重たいものを持ってくれたり、ケアを変わってくれたりと体調に気を配ってもらい、どのスタッフも本当に優しく、働きやすい環境も魅力の一つだと感じます。

また病棟勤務との大きな違いは沢山ありますが、中でも看取りの経験はありませんでした。病院でも治療の選択としてDNR(蘇生処置拒否)の患者様はいましたが、点滴・吸引は最期まで行っていました。人工呼吸器を装着されている方は意識レベルが低下している方も多く、目を開けている姿や声を聞くことなく亡くなっていくことも多かったです。点滴も行っているため全身の浮腫が強く、体から浸出液がでていたり、痰の吸引も頻回に行っていましたし、多くのカテーテル・ドレーンに繋がれていました。

愛ファミリー天瀬で看取りになられた方達は、老衰の方が多いです。どの看取りの方も最期まで会話をされ、笑顔がみられたり、口から好きなものを食べたり飲んだりされています。看取りが近づくにつれ、次第に食事水分量が減り、点滴もしないことで、花が枯れていくように人生の終わりを迎えられます。

私の初めての看取りの方は、卵かけごはんが好きな方でした。卵かけごはんに梅干しが添えられ、その方の好きな食事を提供することで喜ばれている姿をみて、とても感動したことを今でも鮮明に覚えています。

愛ファミリー天瀬の看護師として、年間10名ほどの看取りを経験しました。どの看取りの方も最期までその人らしく人生の最期を迎えられるよう、看護師として関わらせていただき、本当にかけがえのない時間だと思います。毎回、エンゼルケアを通し、旅立ちのお顔はどの方もとても眠っているような安らかな顔で、人生の最期に立ち会う事ができ、看護師になり良かったと思う瞬間です。

人生の最期までその人らしく生きることを支えれるよう、これからも日々の入居者様との時間を大切に看護をしていきたいと思います。

介護付き有料老人ホーム
愛ファミリー天瀬
看護師 岡野 麻美



事業所で絞り込み