高齢者施設のレクリエーションとして音楽関連は定番です。
カラオケ・音楽療法・音楽鑑賞…いろいろありますが、エクセレント平塚で毎月第2水曜に行われている音楽レクリエーションは一風変わっております。
なんと、レクリエーションの進行、そして音楽を担当してくださっているのは入居者様のご家族様なのです。
音大ご出身でおられ、キーボードと歌を担当してくださいます。
(なんとキーボードも施設に寄付してくださいました!)
このご家族様の素晴らしいピアノと歌に合わせて、入居者様も歌われています。
歌を歌うことの健康効果は実証されておりますがこのレクリエーションの楽しみ方は
「歌わなくても、歌えなくても、聴いているだけで癒される」
というところにあります。
音大で専門教育を受けられた方のピアノ技術や歌の技術はやはり鑑賞レベルの高いものです。
歌うのを楽しまれる方、聴いて楽しまれている方楽しみ方も、それぞれです。
このレクリエーションの内容自体も素晴らしいのですが私が一番素晴らしいと感じているのは
「ご家族様からのご提案によって、定期的な開催をして頂けている」
ということです。
施設を気に入ってくださっていなければこのようなことの実現は不可能だと思います。
また、ご家族様との日頃からの信頼関係が無ければ同じように実現は不可能と考えます。
ご家族様は、普段はお客様です。
レクリエーションの時にはボランティアさんとして、施設に力を貸してくださっています。
このような関係性は、ホームにとって大変ありがたいことです。
「施設のファンをたくさん作る」
このような姿勢で様々な取り組みを行い入居者様のみならず、ご家族様や地域の方々にもお喜び頂ける施設運営を目指してまいりたいと思います。
T様のご家族様、いつもありがとうございます!
エクセレント平塚
施設長 鍋田 祥一