介護の仕事について、はや10年。
まさか自分が介護の仕事に就くなんて思ってもいなかった20代。
やってみたらこんなにも感動や喜び、そして、何より充実感が得られると思ってもいませんでした。
併せて、悲しみや苦しみ、認知症の方に対する葛藤も出てきました。
自分にできる介護とはなんだろうか。
どんな介護を求められているのだろうか。
介護を始めて3年ほど、ふと思った事があります。
【その人になりきれば自ずと求めている事がわかるのではないか】
そう思いついてからはその人になりきり、何を求めていて、何を欲しているかを考え介護するようになりました。
その結果、求められる事が増え、より密に入居者様の心情に入り込める事ができ、発語が難しい方や、理解が難しい方へのアプローチの仕方が上手くなりました。
徐々に入居者様との距離が近くなり、より深く喜怒哀楽を間近で感じられるようになり、小さな困り事や相談もされるようになりました。
それが、入居者様にとって安心・安らぎに繋がっていればと思っています。
年数を重ねていく中で、介護の本質とは何か
【求められる事がやりがいであり、その人の五感や思考、四肢になりきる】
と想いながらまだまだ精進しないといけないなと日々考えて介護をしています。
介護付き有料老人ホーム
エクセレント天白ガーデンヒルズ
介護主任 近藤 正和