エクセレント聚楽第では、地域の方々と積極的な交流を図ってまいりました。
特に現町内会長様を中心に、近隣の方々と日々色々なコミュニケーションをとっていると、町内を中心とした高齢化に悩んでおられ、「子供が少なくなった」とのお声を、日常的に耳にしておりました。
そのような中、前回の夏祭りでは、地域の方々に向けて開放する取り組みを行いました。
近隣で伺っていたお話から、どの程度のお子様にご参加いただけるかは不安もありましたが、初めての試みでもあったため、過度な期待はせずに、チラシを配布しておりました。
そんな不安の中、施設内外を含めて開催となった夏祭りには、町内会の方々や、少し離れたところからも、ご高齢のボランティアの男性も参加くださいました。
団らんの場となる中で、
「どのくらい子どもさん来てくれますかねぇ?」
「最近は(子供が)少なくなってるし、どうやろなぁ」
「ウチもチラシ入ってたけど、今回こういうの初めてやろ?」
「一人も来んかったらどうする?」
など、皆さんそわそわしながら雑談をしておりました。
そんな不安をよそに、開始時間を過ぎて10分も経たないうちに、自転車でご家族様が到着されました。
ご両親から丁寧に挨拶をいただき、お子様たちは恐る恐るチラシについていた券を差し出されます。
しかし、いざヨーヨー釣りや輪投げなどを始めると、大はしゃぎで挑戦され、エクセレント聚楽第で暮らすご利用者様や地域の方、ボランティアの方々など、皆もつられて笑顔になりました。

夏祭りは2時間程度の短い時間ではありましたが、結果として数十人のお子様にお越しいただき、時には順番待ちが出る程の賑わいとなりました。
減少した近所づきあいには、それぞれに様々な事情があると感じております。
それが必ずしも悪い面ばかりでは無いと思いますが、このような「きっかけ」があれば、近所づきあいがまったくなくなってしまう事への対策が、十分に生み出せるのではないかと感じたイベントとなりました。
また、普段あまり接しない小さなお子様たちから、癒しと活力を貰っていたご高齢の方々の笑顔は、介護職のスキルだけでは得られない貴重なものだと、しみじみと感じております。
グループホーム・小規模多機能型居宅介護
エクセレント聚楽第
施設長 石井 良典