介護付き有料老人ホームの機能訓練でできること

2024.06.21 / エクセレント北野

私は、自動車業界から医療介護業界へ転職してきました。言語聴覚士として急性期から慢性期までの病院で約10年勤務後、エクセレント北野で機能訓練指導員をしています。

エクセレント北野の機能訓練指導員は私一人です。機能訓練指導員の業務は言語聴覚士の分野だけでなく、歩行、移動など入所者の生活全般に関わることが多く、他の職員とのコミュニケーションが大切です。職員全員が入所者様の日々の生活の中で残存機能が維持できる関りをすることも大切で、機能訓練指導員には職員への助言も大切です。

日々考えることは、入所者様に自分らしく過ごして頂くことがどういうことなのか？です。疾患等によりしたいけれどできない。毎日「何をしようか？」と考えておられる人がたくさんおられます。北野には機能訓練に使用できる機材、では入所者様に居室から出る機会を増やしていただき、レクリエーション、体操等に参加して頂くことから機能訓練指導員としての業務が始まりました。

コロナ行動制限からの入所者様の生活を変えることは簡単ではありませんが、楽しんでもらえる時間をつくりだすことで少しずつ入所者様の生活リズムに変化がみられるようになってきています。

2024年4月よりエクセレント北野が介護付き有料老人ホーム（特定施設）となってからは、午前中に入所者様に集まっていただき一緒に体操をして居室から出ていただく機会を増やし、6月からは入所生活に変化をもってもらえるよう外気浴も始めました。ホーム近くを短時間の外気浴ですが、入所者様はリフレッシュできると笑顔が、増え入所様同士の会話につながってきています。