リーダーの事も考えてくれる会社

2024.07.30 / エクセレント北寺尾アネックス

今年の2月よりグループホーム エクセレント北寺尾アネックスの管理者を拝命しております、齊木裕介と申します。
弊社エクセレントケアシステムは、3つの品質方針の他、様々なお客様への手厚い介護が自慢だと自負しておりますが、今回は職員目線・・・で語らせていただければと存じ上げます。
特に、「リーダーがバテないような」というのは、私にとって大事な事だと思っていますので、その視点となります。

先ずは、私の軽い経歴

元々は他社にて23歳の時に介護・福祉業界に入り、介護職員から始まりました。

詳細は伏せますが、いわゆる典型的なブラック企業の戦士だった私は、週に1日しか家に帰っていませんでしたし、夜勤明けに夜中まで残業なんて事も珍しくありませんでした。(そして残業申請は月最大4時間まで。残業申請すれば村八分なのでしませんでしたが)

まともな人間としてどうかは置いておいて、私自身はそれでも楽しく暮らしていました。若さも相まっていたのでしょう。

代わりに、一緒に入った同期26人が1年目で半数に。5年後には私を入れて4人になっていました。
私や私の同期が経験したことは、介護業界の平均では全くありませんでした。しかし、私は「自分のいる業界の若手がどんどん潰れていく。こんなのでは業界はダメになるし、業界に誇りを持てなくなる。」と真剣に考えました。

その時に、「現場の職員が誇りを持って働き、本当の意味で大切に出来る環境を作る為には、リーダー・管理者になる必要がある」と考えました。なので、現場を良くするのはリーダー・管理者の使命だと思っていますし、リーダーの働き易さは会社全体にとって重要な事だと考えています。

私がエクセレントケアシステムに入社したのは2021年のコロナ真っ只中です。

それまでの過程で生活相談員・介護長・営業・・と経験し、エクセレントケアシステムに応募。

「管理者を目指す!」と意気揚々と面接を受け、面接官より「管理者を目指して是非、頑張って欲しい」と熱く(?)背中を押してもらい、介護専用型有料老人ホーム エクセレント横濱北寺尾にフロアマネージャーとして配属。そして現在はグループホームに異動とし、念願の管理者となりました。

上記の経緯で弊社に在籍していますので、私は「ブラック企業的な」「働きにくさ」「職員が不利になるような」的な話題には敏感です。
介護士が誇りある専門職として研鑽する為に、先ずは安心して働ける環境を作ろう!と日々、一事業所内で模索しています。

働いている職員(私)から見た「エクセレントケアシステムの魅力」

誤解を恐れずに申し上げますと、弊社のPRとしては他様々あるのですが、下記は「私が勝手に良いと思っている魅力」となりますので、会社が謳っていなかったり、或いは私しか感じていないところかもしれませんのでご容赦下さい。

①正社員をしっかり配置しており、人員配置も手厚い。

これは仕方のない話でもありますが、多くの介護施設は「3:1」等の法定上ギリギリの人員配置で現場を回しています。2:1等の手厚い施設もありますが、それは高級有料老人ホームであったり、実態は非常勤のみで正社員はリーダーのみ。。なんて施設も少なくありません。

それに比べ弊社は、有料老人ホームは2.4:1。グループホームであっても管理者が現場兼務とならず、しっかりとマネジメント・運営に集中できる配置となっています。

そして正社員もしっかり多数配置していますので、職員間の情報連携も安定し、結果的に質の向上に繋がっております。必然的にリーダー層のマネジメントも行い易くなっています。

「現場を束ねるリーダー・管理者にも優しい」。これは弊社の素晴らしい魅力だと感じています。

②リーダー・管理者に対する定期的なマネジメント研修がある。

弊社の人材開発部部長、柴垣執行役員の言葉で「中4病」というものがあります。※詳細は柴垣執行役員の連載記事(note)をご覧下さい。

『リーダー・管理者になるのは、中学3年生が高校1年生になるようなもの。全く新しいステップなのに、そのまま中学生の延長だと思ってしまい、結果的に「中学4年生」というありもしない心構えで偉そうに上級生の如く振舞い、失敗してしまう事』との造語でして、私が常日頃意識している言葉でもあります。

私は、「現場を良くしたいなら、現場から離れないと出来ない事もある」と思っています。現場の中で通じる事が現場の外では通じない事も珍しくありません。

そんな現場業務専門から少し外れて新しいマネジメントを行うにあたり、しっかり丁寧かつ定期的にzoomで研修を開催し、「高校1年生に必要な勉強」を教えてくれます。

「日本はリーダー教育が足りない」とよく言われますが、弊社においてはしっかりとリーダー以上に勉強の機会を与えてくれる。これはとても素晴らしい事だと思っています。

③ICTに積極的

弊社はICT機器の導入に積極的で、エクセレント北寺尾アネックスにおいては介護記録ソフト・見守り支援機器が導入されております。グループホームでは珍しいのではないか?と自負しています。
(※完全な偏見です)そもそも介護業界にいる人は「パソコンが苦手だから介護業界にいる」ので、新しい機器の導入は結構大変です。

実際、様々な理由でICT機器を導入していなかったり、或いは導入しても運用出来ていなかったり・・という会社は少なくないのではと感じております。

これは私見ですが、「最新機器を現場に取り入れる会社こそ、現場を本当に大切にしている」と考えています。「いやいや、現場職員が手書きで慣れているのに」なんて声も少なくありませんが、いつまでも慣れに拘り業界の最新を受け入れられないのはプロ失格です。働き易さとぬるま湯は似て非なる事です。
 (私は30代中盤で比較的若い方だと自負していますが、最近の20代のiPadの文字入力の速さは大したものですね・・・。もう新人の吸収力には適わないと感じる諸先輩方の気持ちが分かってきました。。)

時代が変わっていく中で、どんどんと新しいものが入り、それに適応出来る職員の負担が軽減されていく。ICT機器導入は、そんな頑張っている職員に効率強化のチャンスをくれている。とても良い事だと感じています。

新しいものがあり、人員配置が整っているからこそ、「何か」を考える余裕が生まれる。

リーダーと半年後・来年の話をします。

例えば・・・仮に人員配置が厚くても、職員の大多数は非常勤で情報伝達やシフト作成が大変。リーダーは夜勤中しか事務書類が出来ず、日々手探りでケアやマネジメントを行い・・・なんて事をしてたら、それこそICT機器が導入されても「忙しいのに無理!」となってしまいます。今月の事を考えるだけで精一杯な毎日でしょう。

エクセレントケアシステムは、一個一個の小さな「職員を大切にする気持ち」が業務に反映され、施設の先頭に立つリーダー・管理者にも戦略を練る余裕を与えてくれる会社です。

写真はエクセレント北寺尾アネックスで介護職員が調理したおやつです。
(なんと、週に1回はこんなオシャレなおやつを出しています!)

このような取り組みが出来るのも、職員の心に余裕があってこそで。それを体現しているのがエクセレントケアシステムだと感じています。

どんどんと新規施設が建ち、新しい仲間が増えています。
心機一転の中、その際に是非、「私がリーダーでも働きやすい会社」という視点からも弊社を候補の一つとして見て頂ければと存じ上げます。

グループホーム
エクセレント北寺尾アネックス
施設長 齊木 裕介



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