「非日常的時間」を創出する(アニマルセラピー)

2018.08.23 / エクセレント平塚

エクセレントケアシステムの施設におけるレクリエーションは、独自性があるのが特徴です。
今回、エクセレント平塚で行った「アニマルセラピー」もそんな取り組みの一つです。

日常のレクリエーション

高齢者施設での「レクリエーション」というと「風船バレー」や「玉入れ」などがメジャー。
外出もご入居者様にお喜び頂けるレクリエーションの一つです。
施設ではそれぞれ趣向を凝らしてレクリエーションを考えますが、日常生活は毎日続きますのでレクリエーションの内容がマンネリ化してしまう部分も否めません。
しかし、レクリエーションは「楽しみ」の目的と「体を動かす」という目的がありますし、ご高齢で介護が必要なお客様にご提供するサービスとして日常的に行う「日頃から慣れ親しんだレクリエーション」が必要であることも事実です。
この度、エクセレント平塚では「日常とは違う時間を持つ」をテーマに「いぬ・ねこ笑顔の会」様のご協力のもと、エクセレント平塚のご入居者様方に「イヌと触れ合う時間」を持って頂きました。

いぬ・ねこ笑顔の会

「いぬ・ねこ笑顔の会」様は、行き場の無い犬・猫等の動物を保護して里親を探したり、元気になった動物を連れて高齢者施設を回って下さるなど動物愛護の活動をされている団体さんです。
この度は、エクセレント平塚に5頭の小型犬を連れて来て頂きました!

ご入居者様の喜び

介護施設では「日常生活の支援を受ける」という部分が生活の大半になりますので介護が必要ではない方に比べて「楽しめる事」が少ないのが現状ですが、今回の「アニマルセラピー」のようないわば「非日常的なイベント」があるとご入居者様のお喜びもひとしおで、我々職員も普段お目にかかる事の無いような入居者様の笑顔や驚きの表情を拝見することが出来ます。
近隣にある弊社施設の「エクセレント湘南平塚(小規模多機能型・グループホーム)」からもご利用者様にお越しいただき、エクセレント平塚のエントランスホールでお客様方にイヌを触れ合って頂く時間を持って頂きました。

「前は犬を飼っていたが、施設入居になって離れてしまった。その時のことを思い出した」
「かわいい犬に触ることが出来てよかった」
「いつまでも犬を抱っこしていたい」
など、かわいい犬たちにたくさん癒されたというお声を頂戴することが出来ました。

今後の取り組み

今回の「いぬ・ねこ笑顔の会」様とは、現在でも継続的に交流をさせて頂いており早速次回の「アニマルセラピー」の予定も入っております。
また、「施設生活の中で、どれだけ非日常的体験の機会を設けるか?」はエクセレントケアシステムの介護理念である「退屈させない日々の暮らし」を標榜する我々に課された使命だと思っておりますので、今後とも様々なレクリエーションをご用意し、ご入居頂いているお客様の日々に彩を加えさせて頂くお手伝いをしてまいりたいと思います。

エクセレント平塚
施設長 鍋田 祥一



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