はじめての「ありがとう」

2023.12.12 / エクセレント徳島

8月からエクセレント徳島で勤務しています。
システムエンジニア(SE)として勤めているかたわら、以前から興味のあった介護の仕事をパートタイマーとして働かせていただいています。

20余年、SEとして仕事をしてきましたが、SEは常に座り作業でコンピュータ相手に仕事をしているのに対し、介護は真逆な仕事なので新鮮な気持ちで、常に筋肉痛になりながら働いています。

まったくの介護経験ゼロの状態で仕事を始めさせていただいたので、ちゃんと仕事をこなしていけるか心配でしたが、先輩職員の方々にイチから教えていただいたお陰でどうにか仕事の流れを理解しつつあります。

はじめは先輩職員の作業を見たり補助していただきながら作業をしてきましたが、徐々に慣れてきた頃にひとりでパッド交換をする時がきました。
初めての事なので今でも緊張しながらおこなったのを覚えています。

ご利用者様に身体を右に向いてもらったり左に向いてもらったり…
うまくパッドを交換できないので、何度か身体の向きを変えていただきどうにか交換することができました。
手間取りながらの作業で時間もかかってしまい、ご利用者様にもご負担をかけて申し訳ないなと思っていたところ、逆に一言「ありがとう」と言っていただけました。

その「ありがとう」は言葉では何とも言い表せられない心からの「ありがとう」に感じ、これまで「ありがとう」を言ったり言われたりはありますが、今までのそれとは違う本当に感謝されたんだなと感じるものがありました。と同時に、ご利用者様のお役にたてたという実感が湧き、人の役に立てる介護職は素晴らしい職業だなと思いました。