地域連携でご利用者様も社会参加を!

2024.04.16 / エクセレント立川プレミア

エクセレント立川プレミアが地域ケア小会議の会場として用いられました

令和6年3月25日、エクセレント立川プレミアを会場として、地域ケア小会議が開催されました。

立川市では地域包括ケアシステム構築のために、6つある地域包括支援センター毎に地域ケア小会議というものを開催しております。

私たちエクセレント立川プレミアはその中の一つ、北部西かみすな地域に属しており、この地域にある介護事業関係者が一堂に会し、多職種が地域包括ケアシステムの実現に向けて様々な課題を話し合う場となっております。

今回は、立川市役所高齢福祉課・健康推進課、立川市社会福祉協議会、地域包括支援センター、民生委員、福祉相談センター、居宅介護支援事業所、通所介護事業所等、様々な職種の担当者約50名が参加して、北部西かみすな地域の社会資源についての話し合いが持たれました。

この会議を通じて介護に携わる様々な職種の方とお知り合いになることによって、何かを協力して出来るのではないかという期待感が高まりました。

地域ケア小会議に参加した理由

私が管理者としてホーム運営で特に力を入れているのは、「認知症への対応力」と「地域連携」の二つになります。

今後、超高齢化社会を迎えるにあたり認知症の罹患率は高齢者の数に比例して増えて参ります。当然のことながら、認知症への対応力が高くなければ満足の行くサービスを提供することは出来ません。
認知症への対応力強化のために、認知症介護実践者研修等、各種研修に職員を積極的に派遣しております。

二つ目が「地域連携」になります。この地域連携を具体化するために、まずは地域ケア小会議に参加させていただきました。
今回、地域ケア小会議には様々な介護事業所が参加していましたが、有料老人ホームの参加はエクセレント立川プレミアだけでした。開催主体の地域包括支援センター職員に聞きましても、有料老人ホームの参加は今まではなかったそうであります。

ご入居者様も地域社会の一員であるという考え方

何故、有料老人ホームの参加がないのでしょうか?

あまり他社様の事情は分かりませんが、恐らくそのホームの中である程度のことが完結しているからであると思われます。特に特定施設であるならば、デイサービスに通う必要もありませんし、食事の心配もありません。つまり、要介護状態になってもそこで生活するのに困ることがないのです。

地域包括ケアシステムは「要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けることが出来るように地域内で助け合うこと」が目的であります。

有料老人ホームが地域包括ケアシステムを考えた場合、ホーム内で生活する分には、要介護状態になっても自分らしい生活を最後まで続けることが出来ますが「地域内で助け合うこと」はどのようにすれば良いのだろうかと、ずっと考えていました。

与えることと求めること

エクセレント立川プレミアとして地域包括ケアシステムに積極的に参加するときに、「地域内での助け合い」が必要不可欠であると共に「ご利用者様の社会参加」も考えなければならないと思っております。

幸いなことに、当ホームには非常に立派なレストランがあります。場所も広く内装も立派です。

今回、会場として提供した場所に興味を示された参加者が何名かいらっしゃいました。ここでボランティアさんと喫茶店をやりませんか?とか、認知症サポーター研修の会場として検討したいとか、いろいろなお声がけをいただきました。

地域の福祉のためにこの場所が用いられるのであれば喜んで力になりたいと思いますし、その活動にご入居者様が参加出来るのであれば、社会参加の機会であると共に、活動の増加、心身機能・構造の改善に繋がるのではないかと考えております。

つまり、地域に与え・求めるという助け合いによって、地域にも、ご入居者様にも喜んでいただける働きが出来るのではないかと期待しています。

一緒に地域を繋ぐ働きに取り組みませんか?

どんな仕事でもそうなのですが、特に介護の仕事はチームワークが問われます。どんな働き一つをとっても一人では出来ません。今回、地域ケア小会議に参加したのも、一事業所単位で出来ることには限りがあり、皆で助け合い、知恵を出し合ってよりよいものを生み出して行こうという考えがあったからです。

エクセレント立川プレミアは地域と助け合い、ご利用者様に喜んでいただける取り組みを行っているホームです。一緒にこの取り組みを支えていただく働き手になりませんか?

介護付き有料老人ホーム
エクセレント立川プレミア
支配人 齋藤 一成



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