エクセレントケアシステムでは、半期毎に職員を評価し面談するシステムを採用しております。
管理者として、なかなかゆっくり一対一で職員とお話しをする機会がありませんので、この年2回の定期面談は大切にしております。
私が面談にてお話しをするのは以下の3点にしています。
1.当期の評価について
2.今、抱えている問題について
3.今後の目標について
以下、それぞれについて内容を説明いたします。
エクセレントケアシステムでは公平・公正な評価制度を目指し、目標管理と職種・役職別評価を明確に数値化し、自己評価と上司評価のすり合わせを面談にて行います。ご自身で設定した目標に対し、当期どのレベルまで到達したのかについて確認をいたします。また、勤怠や業務に取り組む姿勢等について問題があれば、都度指摘し、修正していただいております。
特に目標管理については、必ず目標を数値化できるようにアドバイスをしております。「~が出来るようになる」といったような抽象的な目標設定ではなく、「~を出来るようになり、~を一日○回、一週間に○回実施出来るようになる」といったように数値化し、自己評価する自分だけではなく、上司も評価しやすいように設定をお願いしております。そのことにより、面談において、今期はしっかりと目標が達成できたのか?少し足りなかったのか?全く出来なかったのかについて話合うことが出来るようになります。
エクセレントケアシステムの職員として働いていただいている今、何か問題を抱えていないかどうかについてお話しを聞かせていただいております。
なかなか話し難いこともあるかも知れませんが、なるべく話しやすいようにお聞きしております。特に多い相談は人間関係についてであります。
介護の業務はチームワーク抜きには遂行出来ません。人間と人間が協力しあって介護を必要としているお客様にサービスを提供しているのですが、問題はその「人間」と「人間」というところに集中します。
◯◯さんは仕事の効率が悪いから何とかして下さい。とか、◯◯さんは仕事をサボって休憩していて、とてもあんな人とは仕事が出来ません。とか、「今あなたが抱えている問題」についてお聞きしているのですが、他の人の話が多く語られます。
もちろん、お話ししていただいた事柄について否定をしたりすることはありませんが、やんわりと、あなた自身が抱えている問題についてお話しいただけますか?とお聞きしています。
すると、少しずつ自分の「今」について語っていただけます。
腰が痛いとか、夜眠れないとか、子どもがどうとか・・・どんな話でもいいのですが、今の自分について語っていただくことによって、その方が置かれている状況をお聞きし、離職に繋がるような問題があるのかどうかについて確認をさせていただいております。
そして、私が一番重要視しているのが、この3番目の項目の今後の目標についてという部分であります。まず、全ての方に冒頭お伝えしているのが「経験・性別・年齢・職種・資格の有無等にかかわらず、皆さん今のままでいいと思わないで下さい」というセリフです。
もうトシだから…とか、資格がないので…とかそういう言い訳はなしで、今より一つでも上を目指してくださいとお伝えしています。現状に満足することなく、常に「今よりも一つでも上の高み」を目指して仕事をして下さいとお伝えし、今後どのような目標をもって仕事に取り組んでいくのかについて時間をかけて相談していきます。ひとつでも上、というのは役職であっても、資格であっても、技術の取得であっても何でも構わないのです。今という現状に満足することだけはやめて下さいとお願いしています。
エクセレント立川プレミアは関東最大の入居者を支えさせていただいている関東の旗艦施設であります。大規模施設の管理者としては、運営全般に責任を持つと同時に、今後関東圏で新設される事業所で活躍できる管理職を育成する施設でもあるということを意識しなければなりません。
そのためにも、「一つでも上」を目指すということを職員に意識していただきたいのです。
新入の介護職員として入職した方が、リーダー・主任・フロアマネージャー・ケアテックリードとキャリアを積み重ね、いずれかの施設の管理を任されるような人材になっていただきたいと考えております。
意識をいつも高く、現状に満足することなく、目標を掲げて仕事をしていただくことを定期の面談を通して確認させていただいております。
特に、可能性に満ち溢れた若き職員たちに今後のエクセレントケアシステムを盛り上げていただきたいと願っております。
介護付き有料老人ホーム
エクセレント立川プレミア
支配人 齋藤 一成