気持ちに寄り添う支援をめざして

私たちの事業所「アイリーフ居宅介護支援事業所西口」は、主任介護支援専門員女性３名が在籍する居宅介護支援事業所です。

日々の相談やケースの検討を気軽に持ち寄り、お互いの視点を共有しながら支援の方向性を整えていく、落ち着きのある穏やかな雰囲気が特徴です。分からないことや迷う場面も、すぐに話し合って解決できる環境があることで、利用者様により丁寧に向き合える体制が整っていると感じています。

ケアマネジャーという仕事は、直接的な介護や医療行為を行うわけではありません。けれども、その人の生活を支える道筋をつくる大切な役割があります。私はそのなかで、できる限りご本人やご家族の気持ちに寄り添うことを大切にしています。「本当はどうしたいのか」「どのように暮らしていきたいのか」という思いは、言葉にならない部分も多く、すぐに答えが見つからないこともあります。それでも、話を重ねるうちに小さな本音が見えてくる瞬間があります。その一つひとつを丁寧に受け止め、無理のない形で日々の生活に反映できるよう心がけています。

また、関わる専門職が多いからこそ、連携や調整も欠かせません。ご本人だけでなく、ご家族や支援者の方々にも安心していただけるよう、情報共有や連絡のタイミングにも気を配り、できるだけ不安を軽くできるよう努めています。

これからも、利用者様が「自分らしく暮らせること」を第一に考え、優しさと丁寧さを忘れずに、一人ひとりの思いに寄り添いながら、安心できる毎日を支えるお手伝いを続けていきたいと思っています。

アイリーフ居宅介護支援事業所西口
管理者・主任介護支援専門員　渋江 寛子