介護職員の松枝と申します。
介護の仕事に携わって約20年、グループホーム 春日苑・松茂に勤務して、1年半が経ちました。
私がグループホームで働こうと思ったのは、ご入居者様一人ひとりの「暮らし」にじっくり寄り添いたいと感じたからです。
春日苑・松茂では、グループホームならではのアットホームな雰囲気の中で、ご入居者様と一緒に台所に立ったり、昔話をお聞きしたり、その方に寄り添い、時間を共に過ごしています。
ご入居者様は、その日の体調や気分によって表情や反応も変わりますが、小さな笑顔や「ありがとう」の一言に出会えた時、この仕事を続けてきて良かったと心から思います。
一方で、介護の現場は決して楽なことばかりではありません。
だからこそ、私にとって「プライベートでどうリフレッシュするか」はとても大事なテーマです。
今、私がいちばん夢中になっているのが「猫グッズ」の収集です。




きっかけはコロナ禍でした。外出自粛でおうち時間が増えていた頃、当時の「ツイッター」でたまたま見つけた、とあるショップの投稿に目がとまりました。
もともと犬や猫が大好きだったこともあり、気づけば猫モチーフの雑貨を検索するのが日課に。
元々収集癖があると自分でも自覚しており、その中でも現在はいちばん猫グッズの収集にはまっています。
そこから、作家さんが一つひとつ心を込めて作る「ハンドメイド系の猫グッズ」の世界にはまり、少しずつ集めるようになりました。


今、家にはマグカップや絵、キーホルダーなど、いろいろな表情の猫グッズが並んでいます。
仕事を終えて帰宅し、それらに囲まれて一息つく時間は、私にとって何よりの癒しです。
「今日はこの子のマグカップでお茶を飲もう」と気分で選んだり、新しい作品が届くのを楽しみに待ったりすることで、自然と気持ちがやわらぎ、明日へのエネルギーが湧いてきます。


こうしたプライベートの楽しみは、仕事にも良い影響を与えてくれていると感じます。
心に少し余裕があると、ご入居者様の不安なお気持ちや、ご家族様の心配事にも、落ち着いて耳を傾けることができます。
「自分の好きなものに癒される時間」を大切にすることは、ご入居者様の「好き」や「こだわり」を尊重するケアにもつながっているのかもしれません。
これからも、職員同士で支え合いながら、ご入居者様とそのご家族に安心していただけるグループホームづくりに貢献していきたいと思っています。
そしてプライベートでは、まだ出会っていない素敵な猫グッズとのご縁を楽しみにしながら、仕事も趣味も全力で楽しんでいきたいです。


グループホーム
春日苑・松茂
介護職員 松枝 信一郎