正しいことより、大切にしたいこと ~介護現場で私たちが“寄り添い”を選ぶ理由~

2026.03.24 / エクセレント徳島

介護の現場では、
「それは危ないですよ」
「今はその時間ではありません」
といった“正論”を伝えたくなる場面が少なくありません。

有料老人ホームで働く私たちも、日々そうした判断に向き合っています。

ある入居者様は、夜になると「家に帰らないといけない」と不安そうに話されます。

正論であれば、
「ここがあなたの住まいですよ」
「もう夜なので外には出られません」
と伝えるのが正しいのかもしれません。

けれど、その言葉は入居者様の不安を消すどころか、かえって気持ちを強く揺さぶってしまうことがあります。

私たちが選ぶのは、正しさよりも気持ちに寄り添うことです。
「そうですよね、心配になりますよね」
「少しお話ししながら待ちましょうか」

そう声をかけると、入居者様の表情が少しずつ和らぎ、
落ち着いてお過ごしいただけることがあります。

介護の仕事は、マニュアル通りにいかない場面の連続です。
だからこそ、私たちは
“どうすれば納得していただけるか”
“どうすれば安心していただけるか”
を職員同士で考え、共有しています。

新人職員にも
「正論を言わなくていい場面がある」
「迷ったら、一人で抱え込まず相談してよい」
そう伝えています。

入居者様にとって、この場所は「施設」ではなく「暮らしの場」です。
私たちは、生活の中で生まれる不安や迷いに、
一緒に立ち止まり、寄り添う介護を大切にしています。

もしあなたが、
「人の気持ちを大切にした仕事がしたい」
「マニュアルだけではない介護を学びたい」
そう感じているなら、
この仕事はきっとあなたの力が活きる場所です。

介護付き有料老人ホーム
エクセレント徳島
ケアマネジャー 笠井 貴宏
機能訓練指導員 祖父江 久里子



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