新型コロナウィルス非常事態宣言発令~各種サービスの自粛~そしてこれから

2020.07.02 / エクセレント町田

新型コロナウィルスの流行

日本を含めた世界的な流行により、多くの人々のライフスタイルや働き方まで変えてしまったコロナウィルス。現在に至るまでの状況を時系列で簡単に振り返ってみたいと思います。

2020年 新型コロナウィルスをめぐる主な動き
1月16日 国内初の患者が確認される。
2月05日 横浜沖で「ダイヤモンドプリンセス号」の船上隔離開始。
2月13日 国内初の死者が確認される。その後も感染経路不明の事例が相次ぐ。
2月17日 安倍首相が全国の学校へ臨時休校を要請。
3月12日 WHOが世界の流行状況を「パンデミック」と認定。
3月25日 東京 小池都知事に週末の外出自粛要請。
4月03日 世界の感染者数100万人突破。
4月07日 政府が「緊急事態宣言」を発出(7都道府県を対象に5月6日まで)。

その後も4月16日「緊急事態宣言」が全国的に拡大され、5月31日まで期間が延長されるなど世間の混乱状態は続いておりました。このコラムを投稿したときには「緊急事態宣言」は政府の発表により解除されましたが、まだまだ予断を許さない状況が現在でも続いています。

新型コロナウィルス非常事態宣言発令後の施設運営について

当施設を運営する株式会社エクセレントケアシステム本部でも世の中の時勢や政府からの発表を受けて、大切な入居者の皆様を感染から守るため、2月26日よりご家族様の面会制限、各種の外部サービスの自粛、事業所内で働く職員の外出自粛などの対策を実施していきました。

主な内容は以下のようになります。
・外部ボランティアの自粛(書道、囲碁将棋クラブ、傾聴ボランティア、毎月実施している誕生会の演奏ボランティアなど)
・訪問理美容サービス(5月より再開)
・訪問マッサージサービスの休止(6月より再開)
・事業所内の感染予防対策(自宅での検温、出社後の検温、自覚症状の申告、事業所内のマスク装着、手指消毒、定期の換気など)
・職員の不要不急時の外出の自粛
・入居者様の不要不急時の外出の自粛
・ご家族様の面会制限(7月より一部緩和)

特にご家族様には入居者様との面会を制限させて頂く日々が続き、ご心配やご不便をお掛けして大変心苦しく思っております。今後も面会制限が継続されるようであれば当エクセレントグループで試験導入を行っているリモートでの面会なども当事業所でも実施できるようしていきたいと考えております。
何卒、ご理解とご容赦を賜りたくお願い申し上げます。

このように新型コロナウィルスの流行は当事業所の入居者様の日々の暮らしにも大きな影響を与えております。一刻も早くこの状況が改善されることを心から願うばかりです。

自粛体制が明けたら…

新型コロナウィルスをめぐる一連のサービス自粛につき、これまで実施していた近隣の公園等への外出や飲食店での外食、また月の行事としてクリスマスなど季節イベント、入居者様の誕生日を祝う外部ボランティア様による演奏会などは休止しております。しかしながら「今できることはやろう!」という旗のもと、従来からの日々のレクリエーションである脳トレ、カードゲームなどに加え、これまで同様に頑張ってきた町田市から提供された苗を花壇で育てる町田市花壇コンクール活動や、新たにこれまで雑草が伸びていた場所を開墾して、畑を作るなどの活動も始めております。こうした活動を続け、自粛体制が明けたら、入居者の皆様、従業員一同より楽しめる取り組みを行いたいと考えております。

町田市花壇コンクール

今年は冬もしっかり乗り越えて色様々な花が花壇を飾りました!

畑始めました

なにができるかはまたのお楽しみ♪



励ましのお手紙

近隣の方から励ましのお手紙をいただきました。
コロナウイルスが厳しい時勢のなか、職員が毎日変わらず仕事をこなしており、しかもこれまで以上に感染症対策のために気を配って業務を行っている姿をみて、応援と感謝の気持ちのこもったお手紙でした。
入居者様やそのご家族様、加えて職員にもストレスがあると思いますが救われたような思いでした。


(※匿名の手紙のため本文は見えないように縮小しております)

最後に皆さんを明るくなっていただくために撮りためた写真の中から2年分の笑顔を集めてみました。
今後もこの写真のあるように入居者様は笑顔になって頂く機会を作っていきたいと考えております!

エクセレント町田
施設長 夏堀 高邦



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