毎年この時期になると、水元公園に隣接するエクセレント水元公園では美しい桜が春の訪れを知らせてくれます。今年は例年よりもかなり早い開花でしたが、入居者様が日々お過ごしになるリビングはもちろん居室からも桜を見ることができるため、毎日の開花状況をご覧になることを楽しみにされている方がいらっしゃいます。
「ほら、昨日に比べたら随分たくさん花が開いたよ」
そんな入居者様の一言が、忙しなく動き回る職員に窓の外を眺めるひと時を与えて下さいます。
新型コロナウイルスの蔓延によりご家族との面会が中止になっていることもあり、外出することが難しい状況ですが、小まめに、定期的に行う換気のおかげ(?)で外気に触れる機会は多いのかもしれません。けれど、窓から外を眺めているのと実際に外の空気に触れるのとでは全く違うのでは、とソーシャルディスタンスを保ちながら万全の準備を整えて、久々に少人数で散策に出かけることにしました。
陽春ではあるものの、室内で感じる風よりも若干ひんやりとした空気の中
「いいお天気ね」
「本当にここは桜が綺麗にみられるのね」
思い思いの言葉を発しながらの散策は、自然と笑顔が溢れ歩みも自然と軽くなっているようでした。
エクセレント水元公園では、ボランティアさんのおかげで敷地内で園芸や家庭菜園も行っているので、四季折々の花を見たり、旬の野菜を味わうことができます。今年も収穫に向けて準備が整っています。
ワクチンの接種が少しずつ進んではいますが、これからも一人一人が出来る感染予防対策を行いながら、アフターコロナにおけるレクリエーションに取り組んでいきたいと思います。
グループホーム エクセレント水元公園
リーダー 田中 千尋