この度、エクセレント練馬では近隣の中学校より「福祉体験学習」の受け入れを致しました。
中学2年生6名による3日間の体験です。
当日の受け入れまでの間に、学生さんたちと事前の打ち合わせをし、その際に各自の「自己紹介カード」を頂きました。
そこには「自己紹介」だけではなく、「意気込み」「学びたいこと」が書かれており、皆さん非常に前向きなコメントを書いてくれていました。
それをもとに介護主任や職員たちと「どんな体験・勉強をしてほしいか」を考えスケジュールを作成していきました。
当日は3名ずつ2フロアに分かれ「早番」「日勤」「遅番」業務を3日間にわけ体験して頂きました。
午前中は各担当に分かれ、早番の方には「調理」体験。
日勤の方には「入浴」体験。遅番の方には「散歩」体験をお願い致しました。
学生たちも前向きに率先して取り組む姿勢をみせてくれ、さらに笑顔も多くみることが出来ました。
ご利用者様にとっても、中学生との交流は非常に刺激になり、「楽しいよ」「若いというのは素晴らしいね」というお言葉の通り、皆さん普段とは違う、刺激のある充実した時間をお過ごしになられていました。
午後は、レクリエーション体験です。
「輪投げ」「習字」「絵しりとり」「ボーリング」などをご利用者様皆様と体験して頂きました。
学生もご利用者様も共に真剣に取り組まれておりました。
ご利用者様にとっても、学生にとっても普段とはまた一味違う経験が出来たと思います。
3日間の体験は、あっという間に終了となり、最後は全員での記念写真を撮らせて頂きました。
体験終了後には、学校の先生からもお礼のお言葉を頂きました。
そこには「生徒たちは、嬉しそうに生き生きと報告をしてくれた」とありました。
将来、この体験を少しでも活かすことができ、思い出して頂けると、私たちとしてもとても嬉しいです。
この交流をスタートとし、今後も交流を重ねていくことを大切にしていきます。
私たち施設職員としても今回の交流は非常に意味のある貴重な時間でした。
職員からも「新鮮な気持ちになることができ、学生からの意見などとても勉強になった」という声もありました。
私たち介護施設職員として地域交流は1つの使命でもあります。
また、ご利用者様にとっても地域とのつながりはとても大切なことです。
今後も私たちは、このような試みや受け入れを積極的に行っていき、地域とのつながりを強化することで、ご利用者様にとって充実した時間をお過ごし頂けるような施設づくりをして参ります。
※ご本人・保護者・学校より許可をいただいて写真掲載しております。
グループホーム・看護小規模多機能型居宅介護
エクセレント練馬
施設長 髙野 雅之