認知症改善への取り組み ~編み物サークル・子供食堂~

2020.01.22 / エクセレント嵯峨嵐山

エクセレント嵯峨嵐山では、ご利用者様の状態改善へのアクテビティを新たにいくつか行っています。今回は、令和2年1月発足ほやほや「編み物サークル」と「子供食堂」の取り組みについてご紹介します。

認知症の症状改善への手続き・記憶へのアプローチ

多くのご利用者様のアセスメントを行う中で、「編み物」を行われていた方が多い事が分かりました。
中には「編み物教室の先生」それも京都ではかなり有名だった方も。手先を使い手続き記憶に働きかける「編み物サークル」についてご説明いたします。
また、もう一つの取り組みとして、嵯峨嵐山のご利用者様と地域の子供さん達が「食」を共にする事で、ご利用者様がとても元気になられる「子供食堂」についても紹介いたします。

嵯峨嵐山の編み物サークル

ご利用者様との会話で「編み物はよくした」とお話が多く、不定期で行う事になり1月9日より開始しました。
3ユニットより腕自慢の方々が集まり始まりました。
開始前は「子供のセーターとかよく編んだ」等とお話がつきません。
編み物を開始すると皆さん真剣そのもので約1時間作業されました。それぞれコースターやアクリルたわし等出来栄えも見事です。
「楽しかった」「毎日でもやりたい」とのお声が多く、不定期で出来るだけ多く実施したいと考えています。

嵯峨嵐山の子供食堂

福祉事業を運営するなかで、地域への社会貢献の一つとして「子供食堂」を行っています。
核家族化しているなか、高齢者と子供さん達が「食」を共にする事でお互いが元気で笑顔になられる事を目指しています。
いつもは食事介助する方も子供さんがいるなかご自分でほとんど召し上がる等大きな効果がみられます。
こちらは「いけばな療法」のフラワーサイコロジー協会様との連携で、京都府の助成金対象となっています。

 

令和2年の春頃からは「認知症カフェ」も行っていきたいと考えています。
「編み物サークル」で作ったコースターを使ったり、「子供食堂」に参加された子供さん達がお手伝いで集えればと願っております。

エクセレント嵯峨嵐山
施設長 寺谷 秀一郎



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