昨年から続くコロナ禍の中、改めて気付かされた事が沢山ありました。
当たり前の日常や家族の大切さ、そして日々心身共に健康に過ごせることの有り難みと感謝の気持ち、そして食の大切さです。
自粛期間中は学校も休校になり、家族全員で食卓を囲む機会が増え、息子達と一緒に料理をしたり、ゆっくり食事を楽しんだり、いろいろな話をしたりと、普段なかなかできなかったことができて、ある意味有意義な時間でした。
そんな時間の中、気付いたのは、やはり食の場は笑顔を生み出すということ。
コロナ禍という未曾有の不安の中、皆で美味しいものを食べると、それだけで気持ちが晴れて笑顔になれる『食=笑顔=幸せ』の法則です。
この法則は、食べる側だけでなく料理の作り手側にも当てはまります。
家庭でも職場であるグループホームでも、満面の笑顔での「美味しかったよ、ありがとう」という言葉を聞くとやはり嬉しく幸せな気持ちになります。
先日実施した10月特別食の松花堂弁当も、入居者様から笑顔で感謝のお言葉をいただき、改めて仕事のやり甲斐を感じました。
今後も皆が笑顔になる食事を作れるよう、感謝の気持ちを忘れず日々研鑽に努めていこうと思いました。
グループホーム・小規模多機能型居宅介護
エクセレント修学院
調理師 田中 直子