10月、スイート上桂では秋祭りが開催され、ホーム全体が一つになり幸せなひとときが広がりました。その日の出来事を振り返りながら、介護士の視点から感じた「喜び」の重要性についてお伝えします。
秋祭りは、フードコーナー、ゲームコーナー、コンサートコーナーという三つの要素で構成され、それぞれがホーム職員、系列ホームの職員、ボランティアの絵描き・ライブ歌手・ハーモニカ奏者さんなど様々な人たちの協力によって成り立っていました。これだけ多様なバックグラウンドを持つ人々が一堂に会し、共にイベントを盛り上げることができたことは、まさに秋祭りは大成功したと言えるでしょう。
職員はもちろん、系列ホームの職員や地域の協力者様が力を合わせ、秋祭りを成功に導きました。
それだけでなく、ボランティアの絵描きさんやアーティストたちが自分の得意分野でイベントに参加し、コミュニケーションの輪を広げました。異なるスキルや才能が交差することで、特別な雰囲気が生まれ、参加された皆さまが喜びの瞬間を共有できたのです。
特に印象深いのは、利用者様が積極的に秋祭りに参加し、お手伝いをしてくれたことです。
介護の一環としてではなく、本当に楽しんでいただけるように心掛けました。皆さま、自分のできる範囲でお手伝いし、ホーム内に温かな笑顔を広げてくれました。
皆さまの参加が、「喜び」の意味をより深く感じさせてくれる瞬間でした。
そして、この秋祭りには感動的なエピソードもありました。利用者様たちが手作りの万華鏡を作り、それを秋祭りのバザーで出品。その美しい作品たちが完売するという素晴らしい結果が待っていました。
手作りの万華鏡は、参加者の皆さまに温もりと感動を届け、喜びの輪を更に広げました。
秋祭りの準備は確かに大変でしたが、その先に広がる「喜び」がありました。
イベント当日、ホーム内は笑顔に包まれ、異なる立場や状況を持つ人々が心の中でつながりました。介護士として、その瞬間を目の当たりにし、イベントがもたらす喜びの大切さを改めて実感しました。
私たちの仕事は日々忙しく、様々な課題に立ち向かうことが求められます。しかし、そんな中で見つけることができる「喜び」の瞬間こそが、私たちの励みになります。
これからも、利用者様と共に、笑顔と喜びを共有できる瞬間を大切にし、ホーム内外に温かいつながりを広げていけるよう努めていきたいと思います。
グループホーム・小規模多機能型居宅介護
スイート上桂
介護士 外越 貴博(スイート上桂広報部長)