エクセレントケアシステムでは職員を支える制度として「教育研修(OFF-JT)」があります。勤務時間内に専門講師による研修を受けることができ、人材を人財に変えていく土台を作っています。このような機会が年間で400時間以上設けられている驚きの制度です。研修レベルも「階層(新人・中堅・役職者等)別」や「職種(介護・看護・調理員等)別」、「テーマ(認知症ケア・リスクマネジメント・傾聴スキル等)別」、「受験対策(介護福祉士・介護支援専門員)」など多岐に渡ります。
我々管理者も階層別の研修を受講し、施設運営を通して様々なことを学びます。人財育成もその学びの一つです。どこの会社にも当てはまることですが、決して一人で仕事をすることはできません。全員が色々な意見や考えをぶつけ合いながら目指すべきところに向かっていく。このことがより良い会社、施設を生むのだと思います。でも、ぶつかるべき意見や考えは持っている知識や情報が少ないと希薄になってしまいます。そのためにもエクセレントの研修は重要になってきます。自身が学びたいことや興味があることの情報を増やすことで視野が広がり、その人の厚みが増します。これが「人材」が「人財」になるトリガーとなり、実務を通して「人財」となっていきます。
この人財育成はほったらかしでは前に進みません。まずは「計画」が必要になってきます。既に2022年4月以降の研修スケジュールの大枠は決定していますので、各人の“在りたい姿”“目指す姿”に則した研修を選択してもらい、実際にスケジュールカレンダーに落し込んでもらうように各リーダーに指揮を執ってもらいます。
このように計画を立てると「やるべきこと」(ゴール・未来)が見えてくるので自ずと不安は少なくなります。また、進んでいく中でいくつものエラーが発生するかと思います。でも大丈夫。ゴールや未来が見えているということは軌道修正が可能ということです。日頃の業務の中で不安を感じている方は“先が見えていないだけ”です。先を見通すことができるということは「自分の進むべき道が見えている」ということ。
今は次年度の年間計画の詰め作業の真っただ中です。レクリエーションや委員会活動を通しての役割分担などを計画していますが、この人財育成も「OFF-JT」×「OJT」を含めて完成させます。
2022年度は全職員が不安なく笑顔で前を向けるエクセレント衣笠にしていきます!!
グループホーム えくせれんと衣笠
小規模多機能型居宅介護 エクセレント衣笠
施設長 佐賀 圭祐